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若手向けのSF情報同人誌『SFG』を発行しています。webではSFに関する話題やイベント情報などを発信していきます。

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餃子SFは宇都宮に行ったんだレポート

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SFG編集長がとても嬉しそう(『アリスと蔵六』9巻発売!)なので、お祝いを込めて餃子を食べることにした。(振興会内ではめでたいことがあると餃子を食べる風習がある)


年末だし特別感だして、

場所は「宇都宮」、時間は「1日中」

 

当日昼着すると、想定2人(編集長&わたし)を超える4人!みなさんフットワーク軽すぎ(ほめ言葉)。最初は”当たり前”、駅前餃子像へご挨拶。なかなか見つからず「実寸大なのでは」という不安は外れてあって良かった人サイズ。人と餃子の融合がテーマなのかな(適当)、わりと攻めたデザインです。

 

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さてこれより「人生で最も餃子を食べた日」のはじまりはじまり~。

 

■1軒目「宇都宮餃子館」

 

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数多くの「有名人のサイン」「餃子メニュー」が目を惹く店内。

シンプルに三種盛り合わせを食べて美味しさに驚く。やはり宇都宮はレベルが高い。しかし「最初が一番おいしいよね」という意見も出て振興会メンバーの疑り深さにも驚く。

店先にオリジナルキャラ「健太くん」がいて、”ここではまだ” (←重要な伏線)和む。

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■2軒目「宇味屋」

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たくさんの店舗を回るぞとばかりに数軒先のこちらへ。
オシャレな白テーブル・お皿で頂くのは、焼餃子・揚餃子・水餃子の合わせ技。おいしく食べながら、いつのまにか、餃子を焼(やき)・揚(あげ)・水(みず)と略語で呼んでいる我々、順応力高すぎ。

ここで1人離脱。実は東北から別用事で来ていて、昼御飯のために来てくれたとのこと。感謝です。(それなのに「このあとまた戻ってくるんですよねぇねぇ」と煽ったこと反省してます)

 

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■3軒目「オリオン餃子」

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ラーメンもおいしそうな落ち着いたお店。1人減ったことで注文量の話題になると、SFG編集長より「だいじょうぶ!人別に食べた餃子数をカウントしてるから!」という衝撃の発言。なんという餃子監視社会、餃子SFはディストピアモノにまで広がったのか!

 

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■4軒目「典満餃子」

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餃子監視社会で生きていこうと決意しつつ次へ。

意識的に飽きを避けるため、変わり種を頼んでいると、海鮮系の水餃子がやたらおいしくて感動。リピートしたくなりつつ、店舗数を増やす一日なので食べたら次へ。ちなみにだいたい1店舗30分内くらいで移動しているという。

 

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ここで駅の反対側も確認しつつ、餃子マップ的なものを駅で手に入れることに。実は最初もらったのだけど、開始10分くらいで紛失という非常にSF(すごい不思議)があったのでした。
マップを手にいれつつ東側にあったイベント広場を見ていると、衝撃の事実に気付きます。

 


……イベント広場の「餃子館」の文字……
…………マップ上の「餃子館」を冠した店の多さ…………
………………そういや最初に入ったお店も「餃子館」がついてた………………

 

 

ふと駅から目をやると、あの和みキャラ健太くんの大きな看板が!

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そう、(おそらく)宇都宮では餃子館という勢力が非常に大きく占めていて、あの健太くんは、餃子館のキャラなのでした。つまり健太くんから逃れなくては、たくさんのお店を回ろうという本日の目標は達成できない!気を付けねば!


(注:餃子館に注意的な文脈になってしまいましたが、とてもおいしいお店です。皆様も一度は食べてみてね)

 

 ■5軒目「青源」

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気を取り直しつつ、駅ビル内のお店へ。
味噌だれを付けて頂くこちらの餃子を食べつつ、そろそろ折り返し地点(15時)になってきたことを確認。チラリとかすめる「餃子以外も食べたいかも…」という考えを話すと「危険思想だ!」と糾弾されるという、なかなか気の抜けない展開になってきた。

 

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■6軒目「宇都宮みんみん」

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同じく駅ビル内の有名なお店へ。
いつも通り少なめオーダーにしつつ、これだと「振興会の餃子部はこんなものか」と言われてしまうのでは?と危機感を抱いたけど、「それはない!」という適切ツッコミによってペースを維持しました。

 

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餃子館系列(我々の中では「健太さんの息がかかってる」と呼ぶ、もう健太くんと気軽に呼べない)お店以外だと駅周辺にないね、ということで少し歩くことに。

 

目的店を決めて歩いていると、途中参加者からの連絡が!ありがたい。目的店を連絡してさらにズンズン歩いていると、「そこ17時からでしょ」というツッコミが。

 

なぜ検索・検討を重ねた我々が気付かず、別の人がすぐ気付いたのかというSF(すごい不思議)がここにも起きました。目的店を変更してレッツゴー。

 

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■7軒目「来らっせ」

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商業ビル内にあるこちらは、いろいろなお店の餃子が食べられるというお得なお店(あれ、最初からココに来ればよかったのではという指摘は浅はかです。我々は現場主義なのです)


お皿にお店毎の札が付き、食べ比べを楽しめる。細かい餃子クオリアが感じ取れないことが、もともとなのか、本日40個目近い餃子だからなのか。ひとつ言えるのは、美味しく感じるから良しということ

 

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■8軒目「豚嘻嘻」

 

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ここから餃子通りのお店、「とんきっき」と読みます。
もともと蔵だった雰囲気の良い店内では、自家栽培レタスを使って「レタスで包みドレッシングをかける餃子」があり、餃子も独自進化を遂げていることを確認。餃子の進化論楽しそう。

 

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■9軒目「餃子のキャロル」

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白黒タイルの床という変わった雰囲気のお店。
餃子も変わり種で、海鮮好きにはたまらない水餃子。普通とちがって貝類をふんだんに使っているのか、ものすごい濃厚

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■10軒目「悟空」

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カウンターの店内。

お店の方に「正しい餃子たれ(ほとんど酢が良いらしい)」を教わりつつ、ここにきてジャンボ餃子などを食べていると、餃子警察(餃子以外を食べたいは危険思想、野菜系の餃子にいくのは逃げ、などの名言)を務めていた朝からメンバーがひたすら招き猫を眺める状況に。もしや限界が近いのか。

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そんな時!窮地を救うかのうように、いまから途中参加との連絡が!漢気かっこいい!
時間経過とともに人が増えるという振興会のイベントはおかしいですね(ほめ言葉)

 

■11軒目「千代 宇都宮焼そば&餃子会館」

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餃子通りを終えて、途中参加者も加わり次のお店へ。


“餃子館”ではなく”餃子会館”のお店で、新メンバーの夕食もあるので宇都宮のもう一つの顔「焼きそば」も食べられるこちらへ。居酒屋系なので飲み物頼みつつ、気持ちは深夜だけどまだ19時くらいでびっくり。時間感覚の不思議を思ったけれど、まぁ11軒もお店回れば感覚おかしくなるか。

 

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次のお店は行列ありということで、並ぶことに。


ここで、昼から参加者が帰宅、ありがとうございました~。
そして、うすうす気になっていた夜から参加者に聞くと「宇都宮の夜を過ごしたい」という漢気な答え!もうおかしいね!(ほめ言葉 二度目)

 

■12軒目「餃天堂」

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昼からずっと行列並びっぱなしの気になるお店。


寒い中並びつつ喋っていると、朝から組は「口の中に餃子の味を作りだせる」という能力を獲得していることに気付きました。しかし、どう頑張っても「バトルに活かせない」ことにも気付き悲しかったのでした。


看板通りのもちもちが売りでおいしいけれど、能力者となった我々には別に頼んだ「いちごラムネ」の新鮮さのオドロキの方が大きかった。

 

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ここで朝から参加者1人が帰宅、餃子警察お疲れ様でした~。


さて、SFG編集長、わたし、夜から参加者、で宇都宮の夜を過ごすことに。
餃子を食べられるのかという話し合いをしていると、なんだかいつまででも餃子を食べられる状態いわゆる「餃子・ハイ」になっていることに気付き、ラスト1軒いくことに。


そして!ドラマは最後に待っていた!

 

■13軒目「宇都宮餃子館 西口駅前2号店」

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やはり〆は健太さんへ挨拶が必要かと思い、再びの餃子館へ。(昼とは別店舗)


最後にがっつりと思っていると、12種類の餃子1個ずつを食べ比べできるメニューがあるとのこと。これは本日レベルアップした餃子偏差値を試すチャンス


私とSFG編集長で12個食べて、全部当ててやろうという試みに。


……パクパク、これは少し磯の香が……
……パクパク、これはニンニクが薄い……
……パクパク、これはまいたけかな??……
……パクパク、これは普通にうまいんだが……


結果!チーズとか海老とか分かりやすいものもあるハズなのに、全然分からない!


追加でチーズのみで頼むと大胆にチーズ入りなので、我々は健太さんの御心に気付いたのでした。「君たちはまだ食べ比べするレベルではない」ということだったのかぁ。健太さんさすがです。(たぶん12個ともノーマル餃子になってたと思う、永遠の謎ですが。)

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お店13軒!餃子245個!

こうして餃子部宇都宮の旅は終わったのでした。ごちそうさまでした。

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